北海道放浪の旅 (part21)



 上尾幌駅を出ると、今度は、草原地帯を走行・・・。

所々は、牧場となっており、サイロと呼ばれる小屋が建っていました。
 このように、牧場のすぐ近くを列車は通過していきます。
 草原が終わると、今度は海が見えるようになりました。
 穏やかな海(厚岸湾)を、数分間見ながら走行していきます。
 11時50分、厚岸(あっけし)駅に到着しました。

厚岸といえば、蛎(かき)が有名なところです。
 厚岸駅を出ると、厚岸湖沿いを走行していきます。
 スピードもあまり速くないので、ゆったりと湖の景色を楽しみます。
 そして、湖がだんだんと狭くなって、湿地帯へと変わっていきます。


 湿地帯の池には、なんと白い鳥が・・・。

かなりの数がいたので、驚きました。
 そして、湿地帯の池は、川となって流れていきます。
 12時15分、浜中(はまなか)駅に着きました。

ここで、反対列車の行き違いとなりました。
 湿地帯が消え、今度は、再び草原地帯へ・・・。
 果てしない草原や、牧場が続いていました。

この壮大な景色をジッと眺めていました。
 12時29分、厚床(あっとこ)駅に到着しました。

ここは、旧標津線のジャンクション駅として、機能しておりましたが、今では、何もないただの小駅となっています。
 厚床を出て、しばらくすると、再び海が見えてきました。


 かなり高いところを走行していきます。
どこへ連れて行かれるのか?と言う感じが、強くなります。
 しばらくは、このような海の景色が、ずっとづづいていました。

遠くには、落石岬が見えていました。
 最後の停車駅、落石(おちいし)駅に到着しました。

いよいよ最果ての駅が近づいてきました。
 車窓には、風力発電で使うであろう、風車が何台もありました。
 風車が所々見える中、牧場もたくさん目に入ってきます。
 線路の目の前まで、牛や馬が見えるところもあり、内地(本州)では考えられない風景に、ただ驚くばかりです。
 そして、だんだんと根室市街が見えてきました。
 13時09分、終点の根室(ねむろ)駅に到着しました。

日本最東端の駅につきました。




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